三国志の質問
①もし孫策が50まで生きていたら、跡継ぎは誰になりますか?
②孫策の子が、成人を迎えていたら、孫権は孫策の跡を継げましたか?
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質問1。
孫策が50まで生きていたら、跡を継ぐのは息子の孫韶です。
質問2。
孫韶は孫策が26歳で死去した時にすでに生まれています。よって24年後には成人しており、孫権は跡を継げません。
ただし、孫権の能力が史実通りとすれば、内政に大きな力を発揮するでしょう。孫策が50まで生きると西暦224年です。その間に対黄祖戦(203~208)、赤壁(208~209)、合肥攻防戦(209)、南郡攻略(209)、濡須攻防戦(213)、関羽征討(219)、夷陵(222)と数々の戦いがあり、孫韶も歴戦の武将に成長すると思われます。
(孫韶が参戦できそうなのは濡須以降、かな)
孫韶が父に似るならば英雄君主となるでしょう。補佐に孫権を従え、陸遜を対山越専任として活用できたならば対外戦争にも史実以上に積極的に出られたかも知れません。
ただ、問題になるのが孫韶の能力と寿命です。孫韶は正史『三國志』には名前のみの登場で、事跡が全く判りません。おそらく夭折したものと考えられ、孫策の寿命を50とするならば孫韶の方が先に死去する可能性も高いと思われます。
もちろん、孫韶以外の男児が生まれる可能性も当然高くなりますが、仮にその子が孫策死去時に未成年ならば(可能性大)孫権が跡を託されるでしょう。すると史実通りという事になります。
そもそも孫家は総じて短命の家系です。長生きと言えば孫権と孫静(孫堅の弟)ぐらいです。
それを考えても結局は孫権が立つような気がします。
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私は孫権だと思います。
孫家の当主は孫策なので後継者は孫策が決めます。史実では孫策が死亡した時、息子ではなく孫権を後継に指名しています。このことから孫策は自分の血統よりも孫家の繁栄を重視する人物だったと思います。なので仮に息子が成人していても実力が劣れば、弟の孫権に後事を託すと思います。
ただし、本来は弟は単なる親戚の伯父さんのひとりに過ぎません。戦国時代が終わっていれば当然長男が継ぐでしょう。
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これはあくまでも自分の予想です。
当時の孫家一族は、後世のようなしっかりした支配体制ではなく、呉周辺国の有力豪族による集まりに過ぎず、孫一族がただそれをまとめ上げているという感じでした。孫策は強いですから自然とまとめられますが、弱い当主だと分解してしまいます。孫権は守勢派君主と一般的に呼ばれ、それは主に国の内の制度をととのえ、国家としての体制を作り、富国させた君主として知られています。もし孫策の子供が後を継いでいたら、孫権自身が孫家政権の大きな障害物になりますし、おそらくまとめ上げることが出来ず、赤壁の戦いで負けてしまうと予想ができます。
結論として、孫権が後を継いだから、三国志の呉が存在すると言えるでしょう。
質問の答えとしては、おそらく内乱が起こり孫権が政権を奪うという形になると思われます。
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