『三國志』に関する質問です。官渡の戦い、赤壁の戦いといった有名な合戦はもとより、最強の武将と謳われた呂布に、劉備玄徳、関羽、
張飛の三人が決死の騎馬戦を挑む『三国志』。後漢末期から魏・蜀・呉の三国時代を経て晋による 中国再統一がなされる迄の約80年間を俗に言う『三国志』のダイジェストで明の時代に書かれた小説『三国志演義』を基本に、史実に基づくらしい。 映画では、ジョン・ウー監督の『レッドクリフ』二部作によって、幅広い世代にも浸透しましたよね。特に、中でも興味深いのは曹操です。彼は秀逸なキャリア+エリート志向の強いキャラクターとして描かれることが多いようです。『レッドクリフ』をはじめ悪役として描かれることが数多く、自分を正当化するのが上手く世渡り上手の処世術に長けた現実主義の印象の曹操ですが、曹操は、冷酷非情である反面、物事の本質を見抜く力と柔軟性を併せ持つ政治家だと高く評価できるのではないでしょうか。現代の政治家で彼に曹操に太刀打ちできる者はいないだろう。あの三国志の最大の魅力は、乱世にふさわしい強烈な個性を兼ね備えた群雄割拠の英雄たちに尽きるだろう。
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質問は何でしょうか。
三国志物であれば陳瞬臣さんの作品をお勧めします。
「秘本三国志」「諸葛孔明」「曹操」「曹操残夢」
いずれも傑作です。
曹操の人物像ですが、政治家、武将としての面以外にも、
あの時代でも卓越した詩人、文人で、孫子の注釈者であることも、
忘れてはなりません。
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