2012年3月23日金曜日

三国志に詳しい方々にお尋ねします。 皆様の知識の深さにはいつも感嘆してしまいま...

三国志に詳しい方々にお尋ねします。

皆様の知識の深さにはいつも感嘆してしまいます(脱帽しっぱなしです)。

そもそも、皆様はどういった経緯で三国志を詳しくなろうと思ったのでしょうか?

私の経緯はおそらく変です。

小学生で横山さんを読み、中学生で兄2匹からゲームを強制参加させられ(私は常に残り物の呉)。

高校~20歳では、まったく見向きもしないモノとなっていました。

会社に入って、毎夜運動をしていたのですが、足を複雑骨折をしてしまい、会社の昼休みがとても窮屈になっていたところ、会社に対する(自分が)疑問が沸々として、会社で生かせる三国志(孫子の兵法含む)のビジネス本を見て、再び三国志に興味が沸きましたが、しばらくは正史とかにもまったく興味はありませんでした。

結婚して(23歳)、横山さんの漫画の他にも数種類出ているのを知り、レンタルで借りたのが「蒼天航路」。早速感銘を受け、漢詩(文選とか)を買いあさり、荀彧が飲んでいた華佗の弟子の作った薬が気になり(笑)漢方薬や野草・薬草に至る本を買い(未だに解決してません(笑))。それからしばらく三国志熱も終わっていたのですが(5年間程…まぁ育児とかもありましたので)、つい3ヶ月程前に夏侯惇の娘になる夢を見て(笑)そこから人物を妙に知りたくなり、ありとあらゆる人物について記載された本を買いあさりました(王道ちくま本は持ってません)。ようやくここに来て正史等や演義の違い等をわかった…というレベルですね(皆さんがレベル80ぐらいなら私は2になったばかり)。

8月の末に自分専用のパソコンを持つことになり、この知恵袋を知りました。驚愕しました。正直、自分の知識の無さにショックでした。

それからは毎日毎日皆さんのやり取りを楽しみにしている自分がいます(未熟者ですが)

これからも、三国志を詳しくなろうという気持ちもあれば、そればかりに囚われてしまいそうな自分がいるのも怖いです。

皆さんはどうなのでしょうか?

なんだかまとまりのない内容になってしまいましたが、私のくだらない(?)質問にお応えくださると嬉しいです。


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別に詳しくなろうと思った訳ではありませんよ。ただ知的好奇心の赴くままに動いてるだけです(笑)。

…って、zigentaishiさんが以前のご質問をまるっとコピペしてらっしゃるではないですか(汗)。

かなり被りが出ますけど、ご容赦下さいね(^_^;



最初に読んだのは、小学校の夏休みに立間祥介氏の児童向け三国志の抄訳本でした。

もっとも、難しくて意味も内容もサッパリ分からず、特に興味も持たずにそれっきりでした。

その後、日本テレビのアニメ三国志(曹操が金髪だったり于禁が女だったり、そりゃあ素晴らしい内容でした(笑))を見たり、横光『三国志』を近所の本屋で全巻立ち読みしたりしましたが、面白いとは思ってもそれ以上はなかったですね。



転機はおそらくNHKの『人形劇三国志』だと思います。中学~高校ぐらいだったと思いますが、それはもう夢中で視てましたね。

高校出て専門学校行くようになるとバイトも始めて自由に使えるお金が格段に増えた事もあって、書店で三国志と見れば片っ端から買い漁りました。この時期に学研のムック、特に歴史群像シリーズの『三国志(上)(下)』がバイブルとなり、正史に目を向けるきっかけになったと思います。

ちくま訳本の『三國志』を半年以上かけてコツコツと買い揃えたのもこの時期でしたね。



ゲームもやりましたよ。

mokonavyさんと一緒で、友人2人に常に魏蜀を押さえられ(笑)、いつも呉で頑張ってました。呉好きはそれが原点でしょうね(^_^;

ゲームと言えば、高校~専門学校の頃にテーブルトークRPGにハマり、仲間を見つけてずいぶんやり込みました。普通、RPGというとドラクエとかFFとか、コンピュータRPGが思い浮かぶと思いますが、テーブルトークRPGとはその原点となる、複数名で遊ぶパーティゲームみたいなもんです。

で、そのシステム(ルールブック)で『三国志演技』というのが発売されたからさあ大変(笑)。仲間内にも三国志好きが何人かいましたから、もうやりまくりでした(笑)。すでにマイナー人物ラブになってましたし、陳到とか戯志才とか、当時まだ誰も知らないような人物を多用してました(^_^;



まあそれからはひたすら書籍を買っては読むの繰り返しでしたね。それも少し立ち読みして、演義の内容ではなく正史を扱っていると判断できるものだけを買い漁りました。

で、iモードが登場するとすぐnetに入り浸るようになり、無料携帯HPサービスが登場すると自分でHPを開設し、より一層知識を漁るようになる…と。もう完全にどつぼにハマり込んでましたね(笑)。

ちなみにIDのkanshinshunjyu(漢晋春秋)ですが、これがHP名です。ですけど開設当初はこれが蜀漢正閏論の先駆けとなった本とは知りませんでした(笑)。



でも、世の中上には上がいらっしゃるもんです。

HPを通じて知り合った方で中国向けの旅行会社を経営してる方がおられたんですが、この人が中国語が堪能で、漢文(白文)は読み下すわ中文サイトであちらの研究者と議論はするわ、陳寿『三國志』どころか中国史全般の歴史、食生活、結婚など日常生活風俗の考察、四書五経や諸子百家の研究・考察など、下手な学者が裸足で逃げ出すぐらいのスーパーお姉さんで、ずいぶん教導して頂きました。双子の弟さんも同レベルの強者で、このご姉弟には逆立ちしても勝てません(汗)。

まあ私は漢文も読めませんしPCnet環境もないですから、彼女達に比べたら全然ですね。せめて高校の時にもっとしっかり漢文やっとくんだったなあ…(^。^;



知恵袋にもすごい方がいらっしゃいますよ。frogman03544さんとおっしゃるんですが、この方の回答を拝読していると脱帽を通り越して怖くなります(爆)。どこをどうやったらこんなに博識になるんだろう?と不思議でなりません(汗)。もう1年ほどアクセスしてらっしゃらないようで心配ですが、お元気でいつか戻って来て頂けないものか…といつも考えてしまいます。



ちなみに田中芳樹作品も大好きです(笑)。三國志以外の中国史知識は、八割がた田中作品からのもらいものです(^_^;

ただ、ほとんどが小説ですから鵜呑みにはできません。主に参考になるのは

『中国武将列伝(上)(下)』

(中央公論社/1996年/各冊税込定価1600円)

ですね。

口述形式の本なのでちょっと読みづらいですが、日本語で読める三國志以外の中国史書籍はほとんどないのが現状ですので持っておくと重宝します。

あと余談ですが、HPはじつは03~08年はほとんど放置状態でした(笑)。でも下手に長く残してあったせいか、GoogleでもYahooでも知らない間に掲載されていて検索すればヒットするという、本人もビックリの状態になってます(笑)。本家たる習鑿歯の『漢晋春秋』はヒットしないのに(爆)。







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なんか久しぶりに回答がついたと思ったらバイキンでしたね(私の前についた回答のことです)。

まあ、気になさらないで。

履歴見ると愉快犯みたいなので(もともと気にしてないですね・・・)。



役に立つ質問感謝しています。

いろいろ情報を入手できました。

回答になっていない回答ですみません。

間違ってもBAにしないでね(もともとする気ないですね・・・)。


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直接的なきっかけはおそらくアーケード版

「天地を喰らう2」に衝撃を受けたからかもしれません。



もともと私は歴史に興味があり中でも「戦争」に惹かれ

(リアルな戦争はだいっ嫌いだけど)二次大戦が中心でしたね。

その手の書籍を読んでいる内に時代が下がり

ゲームを自分で買うようになってからはKOEIさんの

ゲームボーイ版「信長の野望」を足利義輝でやってました。



そんな時に「天地を喰らう2」の面白みとリアル感に

(呂布が金髪だったり、敵を倒すと首や胴が飛んだり)

触発されワンダースワン版の「三国志Ⅰ」「三国志Ⅱ」をやり始め…

現在では「三国志大戦3」「恋姫†夢想」に惹かれて深みにはまっています。

もちろん無双シリーズも少しはやっています。(張合のキャラが良い!)



最近は偶然にも地元の図書館に「正史」の

和訳が置かれていたので少しずつ読んでいますが

時折BOOKOFFなどの大型古本屋に足を向けては

三国志関係の漫画・書籍を清濁合わせて立ち読みしています。



基本はやはり「蒼天航路」と「横山三国志」ですね。

あと小冊子関係で三国志ものを取り扱った古いものも

100円で結構見かけますので買ってみるのも良いでしょう。


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他の回答者様と変わりませんね。ゲーム→演義→(しばらく放置)→演義詳細→正史に片足突っ込む、という感じですね。



最近は正史だけじゃなく再びゲーム熱が。今は三国志曹操伝をプレイ中。めっちゃおもしれぇ…


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眺めていましたら懐かしいお名前を目にしましたので、

久しぶりに書き込みます。

kanshinshunjyu様もご紹介されていますが、

中国史なら

「神回答者」とも、

「水鏡先生」とも異名をほしいままにされた、

frogman03544さんの博識が、すごいですね。

先生の、

三国志をはじめとする中国史の博学の由来を教えてほしいですね。

頭のご病気だとかで、

光臨されなくなって1年になるんですね。

すばらしい薀蓄とユーモア溢れた、

丁寧で暖かいご回答を拝見できなくて寂しいです。

是非、復活を待ち望んでいます。

見識を問いたい質問を用意してあるんだけどなあ~。


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詳しくなろうとは思っていませんでした。

僕は三国無双というゲームから始めてハマッテしまいました。

それから本も読み始めました。

毎週日曜日の朝の9時30分からTV東京でやっている「最強武将伝 三国演義」というアニメも見ています。

とても面白いですよ。

ちなみに僕の友人が三国志にすごく詳しくて、何か分からないことがあれば友人に聞いて覚えていますw

僕の好きな武将はやっぱり関羽ですね。

他にも好きな武将はたくさんいます。


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自分が詳しいかはさておき回答しなくてもいいかなあと思っていたのですがkanshinshunjyu様がテーブルトークRPGなんて心が惹きつけられる語句を記載されるものだから… あの特徴的なサイコロをよく振ったものです(遠い目)



自分は最初ゲーム(天地を喰らう)からKoeiのゲーム(今でもやります)>横山氏の三国志>空白期間>高校の漢文の授業で完璧の故事など勉強して三国志にひけをとらない世界があることを感じ戦国策などの方へ(幸い漢文は得意だけどきつかったですね 最初は五里霧中状態)>その後正史三国志へ行き>あとは興味を持ち調子にのって中国の他の時代へ浅く広くといった感じです 回答されている方の中だとbap960428様に近いかも知れません

私は王道たるチクマの三国志は持ってない邪道系です 白文を読むのは構わないのですが該当文を探すだけで疲れるから完全邦訳も財布に余裕があれば購入したいと思うのですが… はてさて他にも旅行とか使うところがあって無理なんですね



それにしても清とか現代になると興味が湧かなくなるのでどうにかしたいなあと思うのですがう~ん

世界史も結構勉強してますが自国の歴史なのに日本史は少々劣りますね また一応ですがスピンオフを含め色々と見てきました正史を勉強した後だと正史だけに正視に耐えるものではありませんでしたが(つまらね~)



しかしkanshinshunjyu様のお知り合いの方といい質問者様といい意外と歴史好きな女性っていらっしゃるんですね(偏見だ…)

歴史好きと言っても最近話題になってる歴女のことを言っているのではなく本格的に学んでいる女性のことを指します



こんなの(おい!)好きになるの男性だけだと思っていました 少し開眼いたしました



下らない自分語りの文の羅列になりましたがこんなところです



補足 jiitanio様や質問者様へ 『w』を複数使っていますし経歴見れば荒らしの類なのでお気になさらなければ良いと思います

毎回思いますがこんなことして何が楽しいんでしょうかね 精神を病んでいる人間が多くなったなあと思いました…


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以前私も似た質問をしました。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1045121320

勉強家の皆さんが多く、脱帽。

で、私はコーエーのゲームから入りました。歴史好きだったのではまりました。コーエーは関連本をたくさんだすので読んでいたら、いつの間にかちくまの正史を揃えていました。古代中国小説の宮城谷昌光氏の本を図書館で読んだらこれまたいつの間にか氏の小説を揃えていました。何かいつの間にか買ってます。最近もいつの間にかちくまの史記を揃えていました。


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中学生の頃に暇だったから図書館に本を見に行った時漫画の三国志(作者は覚えていません)を見て一目惚れしました。

最初に見たのは関羽の死から五丈原までのクライマックスの所でしたけど

凄くハマリました。


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中一の時、ファミコンの三国志を遊び、

そこから三国志に傾倒。

分厚い説明書に登場人物のエピソードとか

詳しく書いてて丸暗記するほど読み耽る。



高校に入り、小説の三国志を読み始める。

柴田練三郎の「英雄ここにあり」

吉川英治「三国志」

さらに友人宅で横山光輝のマンガ三国志を初めて読む。



高校卒業するあたりから飽きてきて、

中国史でも、三国志以前を書いた小説を読み始める。

司馬遼太郎「項羽と劉邦」

宮城谷昌光「重耳」「介子推」

咲村観「秦の始皇帝」

中島敦「李陵」「弟子」「名人伝」



中でも司馬さんに惚れ込み、

この人の作品をほとんど読む。

そして中国史から日本史に興味が移る。



ほぼ同時期、銀河英雄伝説にハマり、

田中芳樹についていく。

彼がラノベから歴史小説にシフトチェンジすると共に

再び中国史に興味を示す。

ただし、今度は三国志以降の中国史。



田中氏は大のアンチ三国志及びアンチ史記。

一般的に日本人が知らない分野に取り組んでる人。

高校の世界史以外では、日本での知名度ゼロに等しい

超マイナー(でも中国ではメジャー)な武将ばかりを取り上げる作家。



田中芳樹氏は、ラノベ出身だけあって、

一般の歴史作家と毛色が全く違う作家。

普通、歴史小説って、過去の偉人を書くだけに、

ビジネスの役に立つとか人生のバイブルとかいう役割を果たすのが

普通と思われ、作家もそういうつもりで書いてることが多い。



でもこの人は違う。

「自分の作品は人生の役には全く立ちません。

読んだ後には何も残りません。

純粋に歴史を楽しむことだけを目的に書いてます」

と、あとがきに堂々と描いてる人。

あとがきで、こんなこと書いてる人初めて見た。



田中作品は面白いけど、尊敬の対象にはしたくないタイプ。

実際、尊敬されるのは苦痛だから勘弁してくれって方々で言ってるし。

政治家やビジネスマン必読の書を大量に書いてきた

司馬遼太郎とは対極にある人。







そして、インターネットのある現在、

本を読むよりも、検索エンジンにお世話になってます。


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中3の時に友人から吉川三国志を強制的に読まされましたが、それ以降は宮城谷昌光さんの春秋戦国ものばかり読んでいました。



大学で漢文研に入り、隋末唐書を描いた『隋史遺文』(サブで『隋唐演義』)で卒論を書くことに決め、厚みをもたせるために『三国演義』や『水滸伝』を読んでいきました。

ゼミの相方と先輩が正史『三国志』で卒論を書いていたので、彼らの成果が頭に入っていますし、正史『三国志』も買いました。

なので、二次創作はあまり知りません。

あ、『蒼天航路』と北方版『三国志』は大学入って読みました。


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そうですね・・私の場合は最初に読んだのは現代教養文庫の三国志から入って

その跡に徳間書店の正史の本を読み出してのめりこんだのが最初ですね

最初に読んだのが確か中学校1年くらいで今でも色々と調べたりしてますよ

私の場合はのめりこんで一時受験勉強などで読むのをやめてまして

その後専門学校卒業の後、自衛隊に入った際に再度勉強しだして

その時に三国志の中の人物に興味がでたというより戦術や兵法などのほうに

興味が出て今でもそちらのほうは興味があって読んでますね。そんなに

あせらずに自分のペースでゆっくりと覚えていけばいいと思いますよ。

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