2012年3月28日水曜日

あなたがオススメの三國志、戦国時代(日本)の本教えてください。 小説、漫画問い...

あなたがオススメの三國志、戦国時代(日本)の本教えてください。

小説、漫画問いません。



ただし正統派のものでお願いします。



よろしくお願いしますm(__)m


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三国志の小説では、

■吉川英治『三国志』…やはり三国志小説の決定版でしょう。血わき肉おどる物語!

■三好徹『興亡三国志』…曹操を中心に描いた三国志小説の傑作。

■陳舜臣『諸葛孔明』…孔明の実像がよくわかります。三国志演義や吉川三国志は面白いけれど嘘っぽいなと感じたら、この作者の『秘本三国志』がオススメです。リアルな歴史小説になっています。



戦国時代を描いた歴史小説では、

■南原幹雄『謀将 北条早雲』…戦国の幕をあけた梟雄

■永井路子『山霧』…毛利元就とその妻

■新田次郎『武田信玄』

■海音寺潮五郎『天と地と』…上杉謙信

■宮本昌孝『ふたり道三』…斎藤道三

■宮本昌孝『剣豪将軍義輝』…足利13代将軍義輝。さまよえる無力な将軍が成長するさまを感動的に描く。私の大好きな作品。

■津本陽『下天は夢か』…織田信長

■羽山信樹『光秀の十二日』…明智光秀の最後の12日を描いた凄みのある傑作。あまりに辛く悲しいので、読後しばらく意気消沈してしまった。ほかに同じ作者の『滅びの将』『夢狂いに候』もオススメ。

■山田風太郎『妖説太閤記』…豊臣秀吉

■野上弥生子『秀吉と利休』

■荒山徹『高麗秘帖』…李舜臣。秀吉の朝鮮出兵を朝鮮側から描く。前半やや冗長だが最後の海戦シーンが圧巻。

■司馬遼太郎『関ヶ原』…関ヶ原の戦い

■隆慶一郎『影武者 徳川家康』

■佐竹申伍『真田幸村』…大坂の陣の描写など大迫力。この作者の作品もなかなか面白く、ほかに『島左近』『蒲生氏郷』『加藤清正』。



戦国時代を描いた漫画

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1330560163





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戦国時代(日本)でしたら、司馬遼太郎氏の以下の作品がオススメです。

妖怪・・・応仁の乱勃発の背景がわかります。

箱根の坂・・・戦国時代開始の背景がわかります。

国盗り物語・・・戦国真っただ中の様子がわかります。

新史太閤記・・・豊臣秀吉の生涯における機智等がわかります。

関ヶ原・・・決戦に到る過程も含めてわかります。

城塞・・・関ヶ原後、大阪の陣決戦までの様子がわかります。

以上総じて司馬氏の作品は、人物や社会背景等々についての洞察の深さが抜群で、単なる歴史書などというものではなくて人生教訓書そのものという感じですので、オススメできます。


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戦国時代なら、司馬遼太郎氏の「関ヶ原」が好きです。

関ヶ原以後なら、漫画ですが、みなもとたろう氏の「風雲児」がお勧めです。

全巻読めば、関ヶ原~明治維新までの歴史は大体把握出来ます。

位置づけはギャグ漫画ですが、読み込むと骨太の大作です。


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小説でいうならまずは吉川英治さんの「三国志」は外せないですよね。北方謙三さんも「三国志」を書いてましたね。あとは「呉三国志」という呉の国を描いた作品もあったような。

マンガは横山光輝さんの「三国志」が有名ですが、ストーリーは吉川英治さんのものとほぼ同じです。

「蒼天航路」という作品は曹操を主人公に描いた意欲作で、既成概念の枠を超えた三国志が楽しめます。



以上、三国志ファンの王道ルートをご紹介させていただきました。

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