漫画「三國志」が一番忠実に描いてる漫画ですか?
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三国志全体を読まれるなら、
忠実とはいえませんが、
横山光輝さんの「三国志」潮文庫全60巻または、
寺島優さん原作、李志清さん作画の、
「三国志」メディアファクトリー全14+3巻になると思います。
何を持って忠実とするかだと思います。
正史が紀伝体である以上、漫画にする事は不可能ですから、
その時点で史実からはかけ離れます。
(正史が全て正しいとはいいませんが、歴史書としての話です。)
演義の120回本を忠実に描いた漫画も見た事はありません。
漫画の原作は、あくまで三国志の小説がベースですので、
基本フィクションが含まれる小説である以上、忠実とは言い切れません。
横山光輝さんの「三国志」は、
吉川英治さんの「三国志」を下地にされてますので、
オーソドックスで奇をてらっていません。
絵が綺麗な李志清さんの「三国志」も、
寺島優さんの書き下ろし原作ですがオーソドックスです。
が、両方とも三国演義の小説がベースです。
つまり蜀漢主体、劉備、諸葛亮至上主義です。
「蒼天航路」はこのカテでは人気があります。
正史に沿っているとは言われますが、
曹操(後半は関羽も)主人公の漫画ですし、
曹操の死で完結しますし三国志と括れません。
本宮ひろ志さんの「天地を食らう」(未完)とか、
新しいのでは武論尊さん原作、池上遼一さん作画の「覇-LORD-」などがありますが、
画調は推して知るべし、オリジナル原作で、フィクション満載です。
北方謙三さん原作の「三国志」が刊行準備中ですね。
4月1~3巻発売、6月から隔月刊行。
5年かけて全30巻予定だそうですが、
北方三国志はやはり北方さんのオリジナルですから、
興味はありますが忠実とはいえないと思います。
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横山光輝の漫画ですか? あれは吉川英治の小説を漫画にした物で、史実とは違います。三国演義など史実を基にした物語を翻訳したか参考にして小説にしたのが吉川英治でそれを横山光輝がマンガにしたんですよ。
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