三国志の小説はいろいろな方が発表されてます。
吉川英次、三好徹、北方謙三 等
わたしは 北方三国志が 一番面白かったと思いますが、
皆様はどうでしょう?また 一番史実に忠実なのは どなたの
作品でしょうか?
孔明や劉備や周愉の描き方が北方三国志が一番 史実に
近いと思ったのですが どうでしょうか?
また 上記以外に お勧めの三国志を教えてください。
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小説は史実とされる史料をもとに、作者のオリジナリティが存分に加わって
初めて小説といえますので、史実に忠実な小説などはありません。
定番といえる吉川英治(←漢字が間違っておられます)の三国志は
三国志演義をベースに日本人に受け入れやすい味付けがなされています。
登場人物の思考が日本人的になっているため読みやすく感情移入しやすいのです。
その他の作者も同じことが言えます。
北方謙三のものは斬新な作りで面白かったですが、史実からは程遠いのが実情です。
ストーリーの端々が改変されており、さらにキャラクター造詣に関しても
彼お得意のハードボイルドなテイストになっています。
これが違和感の原因で、まるで現代のフランス外人部隊の傭兵が戦国時代に迷い込んだかのような感じなのです。
小説と史実は別物です。史実に興味があれば歴史の専門書を読んでみましょう。
お勧めを挙げておきます。
①エッセイ的な三国志論…『三国志きらめく群像』
②文学研究としての三国志…『三国志を読む』
③現在の研究をふまえた専門書…『中国の歴史04』
http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0239ed10.38c09059.039d63b7.85d1d5ea...
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