最近漠然とですが、三国志に興味があります。もっとよく知りたいのですが、あれは...

最近漠然とですが、三国志に興味があります。もっとよく知りたいのですが、あれは奥が深そうで壮大そうで何から手をつければいいかさっぱりわかりません。



初心者にとって入りこみやすい本などがありましたら教えてください。

よろしくお願いします。

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基本はやはり吉川英治の「三國志」です。講談社文庫から全8巻で出ているはずです。横山光輝の漫画も吉川英治の本を読んで感激した横山光輝が吉川三國志を元に書き下ろしたものです。

吉川三國志は羅貫中の三国志演義を元にしていますが登場人物をかなり省いている点と諸葛孔明の死で終わっている点、最初に吉川英治が創作した短い部分が付け加えられてる点を除けば羅貫中の三国志演義にほぼ忠実です。



その他にも北方謙三とか柴田練三郎とかいくつもありますが基本は吉川三國志で良いと思います。陳舜臣の秘本三國志などは吉川三國志を読んだ読者でないと分からないでしょう。

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「蒼天航路」モーニングKC 王欣太(著)



中学で吉川三国志を読みました。中学の頃から何度も読み返しました。七、八回は読み返しては新しい発見がありました。

高校の頃に横山三国志を一度だけ読み通しました。このころやっと全体像がつかめたかな？という感じです。

三十越えて、柴練も陳、北方も読みました。１，２巻で挫折しました。今なら読めるかな？

三十三で蒼天航路と出会いました。感動でした。二十回といわず読み返しています。細かい部分の人物設定が台詞がたまらなく生き生きしています。観念のできあがった人には、えぐいところもあるかもしれませんが何度も読めば作者の意図がみえてきます。一度では味わいきれません。



おかげで、三十五にして、正史の完訳本を読破しました。蒼天があればこそ、すごくおもしろかったです。続けて、三国演義の完訳本とすすみました。こちらはイマイチです。蒼天に比べればかすみます。

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三国志は登場人物が非常に多いので、吉川英治の小説は読んでもすぐに頭に入らないと思います。

手っ取り早く内容を知りたいのなら、横山光輝のマンガ「三国志」が便利です。

全60巻です。15・6巻まで、絵が若干つらいですが、中盤から後半はとても面白いです。

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「秘本三国志」（著：陳舜臣/発行所：文藝春秋）



三国志を読むのであれば、この本がお勧めです。本は薄くて読みやすいですし、大手チェーンの古本屋でも100円コーナーにおいてあることもあります。ちなみに、全6巻です。

吉川英治などの三国志演義を読み飽きた人にもお勧めできます。

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横山光輝の三国志から入ったら？

漫画だから読みやすいしそこそこ中身も深いよ。

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横山光輝氏の「アニメ三国志」

古本屋でゲットすれば１冊１００円程度



アニメ三国志のDVDが一番入りやすい。

ただしお金がかかります。

http://www1.odn.ne.jp/ohtori-koubo/KakoList/Sangoks.html