正史三国志と三国志演義を原書で読みたいのですが、なにせ中国語がわかりません。原書に一番近いと思われる日本語訳の三国志(吉川、北方等でないもの)をそれぞれ教えてください。
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完全な訳本では、
正史は、
「正史三国志」陳寿・小南一郎訳・筑摩書房
演義は、
「三国志完訳」羅貫中・小川環樹訳・岩波書店
の2つが読んでみて、おもしろかったです。
原書の完訳ですので、「原書に近い」というよりも、
「原書そのもの」と思ってもらってさしつかえないと思います。
正史は、他にも
徳間書店で『中国の思想』刊行委員会編の「正史三国志英傑伝」があります。
これは完訳ではなく、はしょっているようです。
演義では、
ちくま文庫で井波さんの「三国志演義」
光文社文庫で村上さんの「三国志完訳」
平凡社で立間さんの「三国志演義」
講談社で渡辺さんの「〈新訳〉三国志」
があり、どれも完訳です。
この4つは読んではおりませんが、
同じ原書をだれが訳しているかだけの違いですので、
訳者の見識の高さで選ぶといいでしょう。
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中国語と考えれば難しく感じることでしょう。
なにせ習う機会は多くはありません。
しかし、漢文なら中学高校で習っているはずです。
昔の中国語が漢文ですので、三国志は読めますよ。
台湾の中央研究院のサイトなら二十五史すべて閲覧できます。
昔の漢文の教科書をひらいて挑戦しましょう
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岩波文庫のものが宜しいかと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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青い鳥文庫にあります。子供向けながら中身は古文ぽい言葉遣いもあったような・・・なにしろ中学校の時に読んだもので記憶が・・・。
まぁ、原書を読むのなら充分だと思いますが・・・読みやすさはオススメではありませんよ。
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