2012年3月11日日曜日

正史三国志と三国志演義を原書で読みたいのですが、なにせ中国語がわかりません。...

正史三国志と三国志演義を原書で読みたいのですが、なにせ中国語がわかりません。原書に一番近いと思われる日本語訳の三国志(吉川、北方等でないもの)をそれぞれ教えてください。


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完全な訳本では、

正史は、

「正史三国志」陳寿・小南一郎訳・筑摩書房

演義は、

「三国志完訳」羅貫中・小川環樹訳・岩波書店

の2つが読んでみて、おもしろかったです。



原書の完訳ですので、「原書に近い」というよりも、

「原書そのもの」と思ってもらってさしつかえないと思います。



正史は、他にも

徳間書店で『中国の思想』刊行委員会編の「正史三国志英傑伝」があります。

これは完訳ではなく、はしょっているようです。



演義では、

ちくま文庫で井波さんの「三国志演義」

光文社文庫で村上さんの「三国志完訳」

平凡社で立間さんの「三国志演義」

講談社で渡辺さんの「〈新訳〉三国志」

があり、どれも完訳です。

この4つは読んではおりませんが、

同じ原書をだれが訳しているかだけの違いですので、

訳者の見識の高さで選ぶといいでしょう。



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中国語と考えれば難しく感じることでしょう。

なにせ習う機会は多くはありません。

しかし、漢文なら中学高校で習っているはずです。

昔の中国語が漢文ですので、三国志は読めますよ。

台湾の中央研究院のサイトなら二十五史すべて閲覧できます。

昔の漢文の教科書をひらいて挑戦しましょう


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岩波文庫のものが宜しいかと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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青い鳥文庫にあります。子供向けながら中身は古文ぽい言葉遣いもあったような・・・なにしろ中学校の時に読んだもので記憶が・・・。

まぁ、原書を読むのなら充分だと思いますが・・・読みやすさはオススメではありませんよ。

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