三国志の史実書と小説をかいたいんですが
近々三国志の本を買いたんです上下巻くらいで終わる値段も1000円少しの小説はありませんか?
かうならやはり三国志演義がいいんでしょうか?
後お金貯めて史実の三国志買おうと思うんですが正史 三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫) (文庫) を買おうと思うんですが日本語ですよね? 後史実はの本は 何年に何があった、誰が活躍したとか、そのできごとの裏側とかあったことを淡々とかいているだけなんでしょうかね?会話文とかはどうなんですか?買ったことないのでわからないんでどんな本なのか教えていただきたいです
|||
まずは、もっと簡単に説明された「中国史の解説本」をもう少し読まれた方がよい、と思います。
いきなり、専門的なをものを読まれても、たぶん理解できないでしょう。というのも、中国史における、正史と演義小説の違いが余り理解されていないようですから。
いきなり正史の翻訳を読んで、全く理解できていないと言うような人が歴史カテでも結構見受けられます。
解説本といっても、宝島のような低レベルのものもあれば、ちくま文庫のようなハイレベルのものもあります。レベルを徐々に上げて、中国史勉強のセオリーをとにかくまず、身につけるべきですよ。
正史の翻訳を読む前に、詳しく正史を解説した、高島俊男の「三国志 きらめく群像」(ちくま文庫)をまずは読んでください。また、正史を基にした人物伝、林田慎之助「人間三国志」(集英社文庫全6巻)も読んでおくといいでしょう。
「三国志演義」は大長編”小説”ですから、充実した内容のものであれば、6~8巻ぐらいあるのはざら。原典は全120回もありますから。ちょっと千円じゃ見当たりませんねぇ。古本ならどうかは知りませんけど。
もっとも定評あり、かつてNHK「人形劇三国志」の原作ともなった、立間祥介訳でも徳間文庫全4巻(旧バージョンは全6巻)でも、一冊で千円以上します。
私が好きな井波律子訳も、高いですよ。豊富な注釈と現代的文章で、いいんですが。
正史「三国志」は、24正史の中でもっともアッサリとした描写で有名な史書。
後年、「名文だがアッサリしすぎ」と言われて、他の野史稗史からエピソードを付け加えたほど。内容はほぼ、上奏文などを書き写したものです。
史料が多い魏は比較的充実していますけれど、史料整備が不十分な蜀などはホントにさびしくなるくらい。「関羽・張飛伝」などは、二人合わせても4ページしかないんですよ。
しかも、ちょっと進んでは註、進んでは註と言った感じで、正史の中でも「もっとも読みづらい」ものであるでしょう。
ちくまの翻訳は今鷹氏や井波女史の非常な努力で、長い期間かかって訳されました。私の学生時代、「今世紀中に完成できるのか……」ともいわれたほど。
ともあれ。翻訳であっても、正史を読みなれていない(名著である「史記」などを読んだことの無い)人には相当ハードルが高いですよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿