三国志の魅力とは何なのでしょうか?
読みやすい本とか知りたいです。
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私個人的には一番のお勧めは、
●吉川英治著「三国志(全8巻、講談社)」
ですね。この作品から三国志を知った方が多いと思います。
三国志には多彩な人物が登場しますが、彼らが中国の覇権をかけて力のあらん限り奔走し、壮烈な生き様を展開したところに三国志の魅力があると思います。吉川三国志では個々の人物が脳裏に焼きつくほどに生き生きと描かれており、おすすめです。
なお内容は正史(史実に基づいた)三国志ではなく、明代に羅貫中によって著された歴史物語「三国志演義」に基づいていますので、あくまで読み物として楽しまれた方がよろしいかと思います。
全8巻で4000-5000ページ程度と記憶しています。
もし読みにくく思われるならば
●横山光輝作「三国志(全60巻、文庫版は30巻、潮出版社)」
がおすすめですね。こちらは吉川三国志を漫画化したものですが、随所に秀逸なドラマが盛り込まれており、歴史読物でありながら漫画としても最高傑作と呼べるものです。60巻でも一気に読めてしまいます。
正史に基づいた小説としては、
●陳舜臣著「秘本三国志(全6巻、文春文庫)」
が一番おすすめです。正史の三国志は信憑性に乏しい事柄の記述を避けているためにかなり簡略化されていますが、陳舜臣が想像を膨らませて読み応えのある物語に仕上げています。ただ空想的な表現は使われていないので、「三国志演義」の世界に浸ってしまうと、かなり素っ気無い内容におもわれるかもしれませんね。
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横山光輝「アニメ三国志」
DVD化されているヴァージョンもあります。(三国志のハイライトまで)
古本屋でセットで安く買えますよ。
まあ、男の美学というか、泣ける内容も盛りたくさん。
それから、通常の三国志を本屋で買う。
俺は頭が悪いからアニメのテレビから入った。
1992年東京テレビでスタート。
これを録画した。
これがDVD化しているということです。
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