三國志ものの小説を教えて下さい。
何でもいいので面白いものがあれば教えて下さい。(マンガ以外で)
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蜀がメインな小説では、
「三国志」
吉川英治 講談社
『柴錬三国志 英雄ここにあり』
『柴錬三国志 英雄生きるべきか死すべきか』
柴田錬三郎 講談社or集英社
「三国志」
北方謙三 ハルキ文庫
魏がメインな小説では、
「秘本三国志」
陳舜臣 文藝春秋新社
「興亡三国志」
三好徹 集英社
呉がメインな小説として、
「呉三国志~長江燃ゆ」
伴野朗 集英社
等有ります、あと宮城谷晶光さんも三国志書いてたけど、どこがメインか知りません。
但し吉川さんと北方さん以外はちょっと売って無いかも…宮城谷さんもまだ文庫にはなって無いよ~な…。
まぁ図書館ならどれも押さえてると思いますが。
探せば、一巻本や上下巻で、三国志の登場人物にスポットを当てた本も有ります。
三国志に材を取った架空戦記も有りますしね。
あと女性作家も三国志に材を取った小説を書いていますが、中には「BL系三国志」なんてのも有るらしいので、興味無い場合はご注意を。
しかし酒見さんが三国志モノを書いてたのは知らなかった、「ロウコウに在り」を途中でやめてしまった私ですが、前の方のレビュー読む限り、楽しめそうな気が…。
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「反三国志」周大荒著、渡邉精一訳(講談社)はいかがでしょうか?
正史を踏まえつつ、劉備が統一をするというものです。
劉備嫌いの私でもかなり興味を持って読むことが出来ました。
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酒見賢一著『泣き虫弱虫諸葛孔明』(文芸春秋)を推します。
喧嘩無敗を誇り(本当の喧嘩は弱いのに)
いじめた相手には得意の火計(放火)で恨みを晴らす、
イヤーなこどもだった諸葛孔明。
奇怪な衣装に身を包み、宇宙の神秘を滔々と語るあぶない男、諸葛孔明。
「変奇郎」「ヤクザ以下」と白眼視されながらも我が道をゆく孔明を支えるのは、
弟を真人間にすべく嫁さがしに奔走する孔明の姉と、
兄の後始末に青春を捧げ、異常なまでに気の小さい男になった弟、諸葛均。
新解釈にあふれ、とにかく面白かったです。(第1巻)
ロボットを操る妻と結婚したばかりの諸葛亮孔明が
ついに劉備軍団に加入します。
涙枯れ果てるまで泣きつくす漢(おとこ)・劉備や、
刀ひとふりで数十個の首を落とす殺人マシーン張飛、
ひたすら義に殉ずる頑固一徹の関羽らとともに、
曹操との死闘が始まって、
孔明出廬(しゅつろ)後から
長坂坡(ちょうはんは)の戦いまでが描かれます。(第2巻)
3巻以降が楽しみです。
酒見さんの小説は面白いですね。「墨功」や「周公旦」も必読です。
各史料の成立過程にまで遡りつつ、
巷間流布する「三国志」の虚像にツッコミを入れてゆく作者の語りは、
笑いの中にも鋭さがあります。
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作者は忘れたけど、「反三国志」
その代わりかなり分厚いですが。
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北方謙三さんの「水滸伝」。
それと続水滸伝に当たる、「楊令伝」。
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オーソドックスに
吉川英治の「三国志」全八巻
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